Vottia株式会社
Vottia株式会社面接準備資料
5分間日本語自己紹介原稿
はじめまして、盛偉と申します。本日はお忙しい中、面接の機会をいただき、誠にありがとうございます。
私は中国出身で、2016年に来日してから8年以上にわたり、日本の完全日本語環境でソフトウェア開発に従事してまいりました。武漢大学で電気工学、浙江大学大学院でシステム分析を学んだ後、DiDi、MonotaRO、そして現在のSynXまで、一貫してバックエンドエンジニアとして経験を積んでまいりました。
特に最近では、生成AIとLLMを活用したシステム開発に力を入れております。現職のSynXでは、ZabbixとMistral、Mixtralなどの複数のLLMを統合する監視自動化システム「Walkure Operator」のアーキテクト兼リードデベロッパーとして、アラート要約や原因推定、予知保全システムを設計・実装いたしました。また、AWSのGenerative AI Use Casesフレームワークを活用した社内エージェントシステムの構築も手がけ、Model Context Protocolを採用したサーバーレス構成による自動化システムを開発しております。
技術面では、Python、Golang、JavaScriptを中心として、AWS、GCP、Kubernetesなどのクラウドネイティブ技術、そしてLangChain、FAISS、Transformersなどの機械学習・AI技術に精通しております。MonotaRO時代には、BigQueryやKubernetesを活用した大規模データ処理基盤の構築も担当し、スケーラブルなシステム設計の経験も豊富です。
私が特に大切にしていることは、新しい技術を「使える技術」として現場に落とし込むことです。AIを積極的に活用し、自身の生産性向上だけでなく、チーム全体、そして最終的にはユーザーの課題解決につながるプロダクト開発を心がけております。
Vottia様のAIエージェントプラットフォームは、まさに私がこれまで培ってきた技術と経験を活かせる領域だと考えております。特に、コンタクトセンターの自動化において、単純な問い合わせ処理ではなく、現場のノウハウとAIを融合した複雑な問題解決を実現するというビジョンに強く共感いたします。
初期メンバーとして、プラットフォーム全般の設計から実装、そして運用まで一貫して関われること、また経営メンバーやビジネスサイドと連携しながらプロダクトを成長させられることに大きな魅力を感じております。私の技術力と経験、そして何よりもスピード重視で「まずはやってみる」という姿勢で、Vottia様の成長に貢献したいと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。
面接官からの想定質問と回答
Q1: なぜVottiaに興味を持ったのですか?
A1: 主に三つの理由があります。まず、AIエージェント技術が私の専門分野と完全に一致していることです。現職でLLMを活用した監視自動化システムを開発し、AIの実用化について深く理解しております。次に、コンタクトセンターの自動化という具体的な課題解決に取り組める点です。単純な自動化ではなく、現場のノウハウとAIを融合するというアプローチに強く共感いたします。最後に、初期メンバーとして幅広い技術領域に関われ、プロダクトの成長を直接体感できる環境に魅力を感じております。
Q2: 生成AIを使ったシステム開発の経験について詳しく教えてください。
A2: 最も代表的なプロジェクトは「Walkure Operator」です。ZabbixとMistral、Mixtralなどの複数のLLMを統合し、監視アラートの要約、根本原因の推定、予知保全を自動化するシステムを設計・開発いたしました。Model Context Protocolを採用してLLMの互換性を確保し、LangChainやRAG構成による知識検索機能も実装しております。また、AWSのGenerative AI Use Casesフレームワークを活用した社内エージェントシステムでは、Amazon BedrockやKendraと連携したサーバーレス構成を構築し、Terraform自動レビュー機能の評価も行いました。
Q3: フルスタック開発についてどう考えていますか?
A3: フルスタック開発は、プロダクト全体を俯瞰して最適な解決策を提案できる重要なスキルだと考えております。私は、フロントエンドからバックエンド、インフラ、データ基盤まで幅広く経験しており、特にスタートアップ環境では一人で多くの領域をカバーできることが大きな価値になると思います。ただし、それぞれの専門性も大切にしており、必要に応じて専門家と連携することも重要だと考えております。Vottiaのような初期段階の会社では、まさにこのような柔軟性が求められると思います。
Q4: チームワークについてどう考えていますか?
A4: チームワークは、技術的なスキルと同じくらい重要だと考えております。特に、AGVフロア間タスク調整システムのプロジェクトリーダーを務めた経験では、技術的な設計だけでなく、メンバー間の調整や進捗管理、品質管理も担当いたしました。また、MonotaRO時代には営業や経営層との連携も多く、技術者以外のステークホルダーとのコミュニケーションも得意としております。Vottiaでは経営メンバーやビジネスサイドとの連携が重要とのことですので、この経験を活かしたいと思います。
Q5: 技術選定において重視することは何ですか?
A5: 技術選定では、三つの要素を重視しております。まず、解決すべき課題に対する適合性です。過度に複雑にせず、必要十分な機能を提供できる技術を選びます。次に、保守性と拡張性です。将来的な機能追加や運用負荷を考慮して、長期的に持続可能な技術を選択します。最後に、チームのスキルレベルと学習コストです。新しい技術を導入する場合は、適切な学習期間とサポート体制を確保することが重要だと考えております。Vottiaでは技術スタックの選定から関われるとのことですので、この経験を活かしたいと思います。
面接官への質問
技術・開発に関する質問
開発プロセスについて: 現在想定されている開発プロセスやアジャイル手法の採用予定について教えてください。また、コードレビューやCI/CDの体制はどのように構築される予定でしょうか?
技術スタックの方針: LLMの選定においては、商用APIサービス(OpenAI、Claude等)とオンプレミス型(Llama、Mistral等)のどちらを重視される予定でしょうか?また、セキュリティやコンプライアンス面での制約はありますか?
アーキテクチャ設計: コンタクトセンターとの統合において、既存システムとの連携方式(API、メッセージング等)についてどのような方針をお考えでしょうか?
データ戦略: 現場のノウハウとAIの融合において、ナレッジベースの構築やRAGシステムの実装についてどのような構想をお持ちでしょうか?
組織・働き方に関する質問
チーム構成の展望: 1年後、2年後のチーム規模や組織構成についてどのようなビジョンをお持ちでしょうか?エンジニア以外の職種の採用予定も教えてください。
技術的成長支援: 新技術の学習や外部イベント参加、技術書購入などに対する会社のサポート体制について教えてください。
意思決定プロセス: 技術的な意思決定において、現場のエンジニアの意見はどの程度反映される仕組みでしょうか?
事業・プロダクトに関する質問
顧客ターゲット: 想定されている顧客層(企業規模、業界等)と、最初にフォーカスする市場セグメントについて教えてください。
競合優位性: 既存のコンタクトセンターソリューションと比較して、Vottiaの差別化ポイントはどこにあるとお考えでしょうか?
成功指標: プロダクトの成功をどのような指標で測定される予定でしょうか?技術面、ビジネス面それぞれについて教えてください。
Mukaigawaさん: 盛さん、履歴書にbiobotという開源項目のことが書いてありますね。これについて詳しく教えていただけますか?
盛さん: はい、ありがとうございます。biobotは私が個人的に開発したプロジェクトで、BioGPTを使用したDiscordとWhatsApp向けのチャットボットです。生物医学分野に特化したAIエージェントを作りたいと思って始めました。
Mukaigawaさん: なるほど、興味深いですね。なぜBioGPTを選択されたのですか?一般的なChatGPTではなく。
盛さん: 良い質問ですね。BioGPTは生物医学分野に特化して訓練されたモデルなので、医学や生物学に関する専門的な質問により正確に答えられるんです。一般的なGPTモデルと比べて、専門用語の理解や医学的な文脈の把握が格段に優れています。これは、まさにVottiaさんが目指している「現場のノウハウとAIの融合」というアプローチと同じ考え方だと思います。
Mukaigawaさん: そうですね。技術的には、どのような構成になっているのでしょうか?
盛さん: 技術スタックとしては、Pythonをベースに、discord.pyでDiscord連携、whatsapp-web.jsでWhatsApp連携を実現しています。Flaskでウェブサービス部分を構築し、OpenAI APIを通じてBioGPTと連携させています。環境管理にはcondaを使用し、nbdevフレームワークで文書化開発を行いました。
Mukaigawaさん: 複数のプラットフォームに対応するのは大変だったのではないですか?どのような課題がありましたか?
盛さん: はい、確かに課題がありました。まず、DiscordとWhatsAppではAPI仕様が全く異なるので、統一的なメッセージ処理インターフェースを設計する必要がありました。特にWhatsAppの場合、ウェブベースのAPIを使用するため、認証やセッション管理が複雑でした。
また、各プラットフォームでのメッセージフォーマットの違いも課題でした。例えば、Discordは埋め込みメッセージに対応していますが、WhatsAppは対応していません。そこで、プラットフォームに応じてレスポンスを動的に変換するアダプターパターンを実装しました。
Mukaigawaさん: なるほど、問題解決のアプローチが素晴らしいですね。ところで、このプロジェクトは現在どのような状況ですか?
盛さん: 正直に申し上げますと、半分程度の完成度で一時停止している状態です。基本的なフレームワークとDiscordの基本連携は完成していますが、AIとの対話ロジック部分や、WhatsAppの完全な統合、エラーハンドリングなどがまだ残っています。
停止した理由は、当時フルタイムの仕事が忙しくなったことと、個人プロジェクトとしてのスコープが大きくなりすぎたことです。でも、この経験から学んだのは、MVP(Minimum Viable Product)の重要性と、段階的な開発の価値です。
Mukaigawaさん: 失敗から学ぶ姿勢、とても良いですね。では、この経験をVottiaでどのように活かせると思いますか?
盛さん: まず、複数プラットフォーム統合の経験は、Vottiaのコンタクトセンター統合に直接活かせると思います。Discord、WhatsApp、そして将来的にはSalesforceやZendeskなど、様々なシステムとの連携が必要になると思いますが、その設計パターンは共通しています。
また、専門分野向けAIの実装経験も重要です。BioGPTを選択した経験から、Vottiaでも業界特化型のAIエージェント開発において、適切なモデル選択や知識ベースの構築に貢献できると思います。
そして、何より「現場で試行錯誤しながら問題解決する」経験を積んだことが一番大きいと思います。技術選択の理由付け、課題の分析、段階的な解決アプローチなど、まさにVottiaが求めている自走力を実証できたプロジェクトだと考えています。
Mukaigawaさん: 素晴らしいですね。最後に、もしVottiaに入社されたら、このbiobotプロジェクトをどうされますか?
盛さん: 良い質問ですね。Vottiaでの経験を積んだ後、個人的にはこのプロジェクトを完成させたいと思っています。ただし、今度はよりシンプルなMVPから始めて、段階的に機能を追加していく予定です。
また、Vottiaで学んだ企業級のAIエージェント開発のノウハウを活かして、より実用的で堅牢なシステムにしたいと思います。オープンソースプロジェクトとして公開し続けることで、コミュニティにも貢献できればと考えています。
Mukaigawaさん: とても良い考えですね。技術への情熱と現実的な判断力の両方を感じます。biobotプロジェクトについてはよく理解できました。ありがとうございます。
盛さん: こちらこそ、詳しく聞いていただき、ありがとうございました。
技术・開発に関する質問への回答
Q1: 現在想定されている開発プロセスやアジャイル手法の採用予定について教えてください。
石井CEO回答:
「そうですね、私たちはまだ4名という小さなチームですので、まさにアジャイルな開発スタイルを取っています。2週間スプリントで進めていて、毎週金曜日にチーム全体でレトロスペクティブをやってるんです。コードレビューは必須にしていて、GitHubでプルリクエストベースの開発フローを使っています。CI/CDについては、10月のプロダクトローンチに向けて、今まさに整備を進めているところですね。盛さんが入社されたら、ぜひこの辺りの設計にも参加していただきたいと思っています。」
Q2: LLMの選定においては、商用APIサービス(OpenAI、Claude等)とオンプレミス型(Llama、Mistral等)のどちらを重視される予定でしょうか?
石井CEO回答:
「これは本当に重要な質問ですね。実は、両方のアプローチを取る予定なんです。まず、商用APIサービスについては、やはりOpenAIのGPT-4やClaude 3.5 Sonnetの品質は素晴らしいので、これらをメインに使っていきます。特に、Transcosmos様との連携でAWSのBedrockを活用できるのが大きなアドバンテージですね。
一方で、オンプレミス型も重要だと考えています。特に、お客様のセキュリティ要件が厳しい場合や、コスト面での最適化を考えると、MistralやLlama 3.1のような高性能なオープンソースモデルも選択肢に入れておきたいんです。盛さんのWalkure Operatorでの経験まさにこの辺りに活かせると思うのですが、いかがでしょうか?」
Q3: コンタクトセンターとの統合において、既存システムとの連携方式について教えてください。
石井CEO回答:
「ここがまさに私たちの差別化ポイントなんです。TranscosmosさんのnodesConnectプラットフォームを使って、既存のCRMやCTIシステムとシームレスに連携できるんです。APIベースの連携はもちろん、WebSocketを使ったリアルタイム通信、それからメッセージキューイングシステムも使っています。
具体的には、SalesforceやZendeskといった主要CRMとの標準連携、それからAmazon ConnectやGenesysなどのクラウドPBXとの音声連携も準備しています。ただ、正直言うと、ここはまだまだ開発が必要な部分で、盛さんのようなバックエンドの専門家に入っていただけると本当に心強いですね。」
組織・働き方に関する質問への回答
Q4: 1年後、2年後のチーム規模や組織構成について教えてください。
石井CEO回答:
「現在4名なんですが、来年3月までには12-15名くらいまで拡大したいと思っています。特に、エンジニアを6-7名、セールス・マーケティングを3-4名、カスタマーサクセスを2-3名という感じですね。
2年後には30-40名規模を目指しています。その頃には、プロダクト部門、セールス部門、カスタマーサクセス部門という3つの部門体制にして、盛さんには技術面でのテックリードやエンジニアリングマネージャーとしても活躍していただけると嬉しいです。もちろん、ご本人の希望も聞きながらですが。」
Q5: 技術的成長支援について教えてください。
石井CEO回答:
「これはとても大事にしているところです。まず、技術書籍やオンライン学習プラットフォームの費用は会社で負担しています。年間15万円までの学習支援金も用意しています。
それから、AWSのre:InventやGoogle Cloud Nextなどの大きなカンファレンスには積極的に参加してもらいたいと思っています。TranscosmosさんやMobilusさんとの技術交流会も定期的にあるので、そういった場での学習機会も豊富ですね。
あと、週に1回、チーム内で技術勉強会をやっているんです。盛さんのAI・LLMの経験もぜひシェアしていただきたいです。」
事業・プロダクトに関する質問への回答
Q6: 想定されている顧客層と最初にフォーカスする市場セグメントについて教えてください。
石井CEO回答:
「10月のローンチでは、まず製造業と建設・インフラ業界にフォーカスします。従業員数300-3000名くらいの中堅企業が最初のターゲットですね。なぜかというと、この規模の企業って、カスタマーサポートの課題は大きいけれど、大手企業向けのソリューションは高すぎて導入できないという課題があるんです。
具体的には、製造業の部品調達に関する問い合わせ対応とか、建設会社の見積もり相談対応とかですね。Transcosmos様の既存顧客基盤を活用して、まずは5-10社のパイロット導入から始める予定です。」
Q7: 既存のコンタクトセンターソリューションと比較してのVottiaの差別化ポイントは?
石井CEO回答:
「一番大きな違いは、『現場の知識とAIの融合』というアプローチですね。既存のソリューションって、汎用的なFAQ回答に留まることが多いんです。でも私たちは、お客様の業界特有の知識や、現場で蓄積されたノウハウをAIエージェントに学習させて、本当に人間のオペレーターと同レベルの対応ができるようにしています。
それから、Mobilusさんの7年間のチャットボット運用ノウハウと、Transcosmos様の60年間のBPO経験を組み合わせているのも大きな強みです。技術だけじゃなくて、運用面でのサポートも含めてトータルで提供できるんです。
あと、導入のハードルを下げるために、小さく始められるパッケージも用意しています。他社だと数百万円からのスタートが多いんですが、私たちは月額30万円程度から始められるようにしています。」
Q8: プロダクトの成功をどのような指標で測定される予定でしょうか?
石井CEO回答:
「技術面では、まず応答精度ですね。お客様の問い合わせに対して、人間のオペレーターと同等の90%以上の満足度を目指しています。それから、平均応答時間を30秒以内に抑えることも重要な指標です。
ビジネス面では、お客様のコスト削減効果を重視しています。従来のオペレーター対応と比べて、少なくとも30%のコスト削減を実現したいですね。あと、解決率の向上も大事で、一次対応での解決率を70%以上に持っていきたいと思っています。
長期的には、お客様の顧客満足度向上にどれだけ貢献できるかも見ていきます。NPSスコアの改善とか、リピート率の向上とかですね。盛さんの監視自動化システムの経験も、この辺りのKPI設計に活かしていただけそうですね。」
石井CEO最後の一言:
「盛さん、今日はありがとうございました。正直、盛さんのような経験豊富なエンジニアに来ていただけると、本当に心強いです。まだまだ小さな会社ですが、一緒に日本のAIエージェント市場を作っていけるような、そんなエキサイティングな挑戦だと思っています。ぜひ一緒にやりましょう!」